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フロッピーディスク [昔物語]

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皆さんはパソコンで作成したデータを保存するのに何を使ってますか?
最近ではUSBメモリやハードディスクがメインとなっていますが。
一昔前はフロッピーディスクが主流でした。

家庭用パソコンに使用されたフロッピーディスクには5インチと3.5インチの
2種類がありました。
5インチは初期に多くのパソコンにドライブが搭載されましたが、薄くペラペラしており
記録面の保護も無く記録面に傷がつき読み込めなくなることも多々ありました。
3.5インチは5インチに代わり徐々にパソコンに搭載されていきました。
媒体がプラスチックで覆われ記録面もにもシャッターがついており5インチに比べれば
非常に高い耐久性がありました。
WindowsXPの頃までパソコンにも搭載されていたので見たことのある人も多いかと思います。

5インチ、3.5インチ共に容量違い規格があり。私が実際に使用したもので2D(320KB)、
2DD(640、720KB)2HD(1.25、1.44MB)の3種類がありました。
ちなみに私が最初に2Dの3.5インチを買ったときの価格は一枚360円でした。
一番安かった時で3.5インチの2HDが1枚29円でした。

規格の後ろに書いた容量をみてあれ?と思った方もいるかと思います。
今、販売されているUSBメモリでも2GBの容量があります。一番大容量の2HDでも2千分の1の
容量しか無いのです。

この容量の少なさが衰退、そして消えていった原因となりました。

CD-ROMの台頭、保存データの多様化、大容量化

パソコンのソフトもフロッピーディスクで販売されていましたが、フロッピー起動から
ハードディスクにインストールと形が変わりソフトの容量大きくなっていきフロッピー
ディスク15枚組や24枚組といったソフトが発売されました。

ユーザーからもフロッピーの抜き差しが大変、遅い等の言葉があり、そこでフロッピー
の700倍の容量のあるCD-ROMへの変更が進んでいきました。

自分たちが保存するデータも文章やプログラムから写真、音楽、動画と変わっていきました。
写真データにしても初期のデジカメ(35万画素)だと約50KBだったデータが最新のデジカメ
(1800万画素)だと約6MBとなります。フロッピー1枚に入りませんね。

このような流れから2011年にフロッピーディスクの生産は終了してしまいました。

現在でもフロッピードライブはUSB外付けタイプがオウルテックから発売されています。
また、自作用にメモリカードリーダーと一体化したフロッピードライブもいくつかのメーカー
から発売されています。

オウルテック 3モード USB接続フロッピードライブ
http://www.owltech.co.jp/products/efd3ub/index.php




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