分配器

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先日はいろいろな切替機について書いてみました。
今日は切替機とすごく似ている機械　分配器　について書いてみます。

分配器は同じデータを複数の物に送る装置です。

１．ディスプレイ分配器
ディスプレイ分配器は一つのパソコンから出力した映像を複数のディスプレイやプロジェクタに表示する装置です。

２．ＨＤＭＩ分配器
こちらは百貨店などの複数の大型テレビで同じ広告を映す場合等に使用されます。
パソコン側にＨＤＭＩ出力があればパソコン用のディスプレイ分配器としても使用できます。

３．アンテナ分配器
これはパソコンとは離れてしまいますが皆さんの家庭にも必ずといっていいほどある分配器です。
ＴＶアンテナで受信した映像を複数の同軸ケーブル（テレビに接続するケーブルです）に分配する物です。
したがって家に２台以上のテレビがある場合はとこかにこの分配器があることになります。


分配器の利点は
機種や種類が違ってもパソコン等から出力される解像度を表示する能力があれば問題なく映すことが出来る。
（１台はそのままディスプレイに、もう一つはプロジェクタに・・といった使い方が出来る）

電波の増幅を兼ねるので分配器から出たケーブルをまた分配器に指すことによって何台でも表示する機械を増やすことが出来る。
（パソコン教室等で先生の画面を生徒の画面に一斉に表示する等）

欠点は
同じ解像度でしか出力できないため、もし、２台目が小さなディスプレイだったら見づらい事がある。
長いディスプレイケーブルや同軸ケーブルは太いので何本もあつまると取り回しがやっかいになる。

良く、ビデオケーブル等で途中で二股に変れている物があります。
これならば簡単に２台に分配できますよね。しかし、そううまくはいかないのです。
二股にわけることによって電波の強さが半分になってしまいます。最初は映っていても時間がたつと映らなくなることがあります。
何故、分配器は大丈夫なのかと言うと分配器は電波の増幅器もかねているからです。

家庭での使用ではアンテナ分配器位しか使用する事は無いと思いますがこんな装置もあると覚えていただけたら幸いです。

タグ：分配器

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