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熱転写プリンタ(サーマルプリンタ) [昔物語]

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さまざまな種類のプリンタが販売されていますが今回は熱転写プリンタについて書いてみたいと思います。

熱転写プリンタが数多く販売されていたのは今から25年位前となります。

その頃、ドットプリンタやインクジェットプリンタは10万~20万という価格でしたが熱転写プリンタは
4万~という価格で家庭用として普及していました。

私が最初に買ったプリンタも熱転写プリンタでした。

印刷方式はインクリボンについているインクを熱したヘッドを押し付けて紙に転写します。
そのため使用済みのインクリボンを見ると転写された部分が透明になって文字を読むことができました。

先に書いた通り一度使用したところが透明になってしまうため繰り返しの使用ができずちょっと割高な感じです。

そこで、登場したのが感熱紙という紙です。この紙は表面に熱を加えると化学反応をお越し黒くなる薬剤が塗られたものです。

感熱紙を使用する場合にはプリンタにインクリボンを入れずに使用します。
今のプリンタに慣れていると空のプリンタヘッドが動いて印刷する様子は変に思います。

感熱紙を使えばインクリボンがいらない=得 と考えるかもしれませんが感熱紙にも欠点があります。
感熱紙は保存文章に向かないのです。日のあたる場所に一か月放置してしまったとすると
感熱紙は全体的に薄茶色に変色してしまった、文字が薄くなってしまいます。

薄茶色に変色、文字が薄くと聞いてあっ!と思った人は流石です。
レシートをそのままにしておいて茶色になったり文字が薄くなった経験はありませんか?

最近パソコン用プリンタとしては見なくなった熱転写プリンタもこんな所で使われているんです。

また、以前は熱があたってるか、あたってないかで判別していた熱転写プリンタも技術が進み
あたる熱の温度で濃淡が出せるようになりました。これは他のプリンタが色の濃淡を点の大きさで再現している
のに比べてとても綺麗に表現することができます。

現在、この技術を使って販売されているのがコンパクト写真プリンタとなります。

インクジェットプリンタの普及に伴いシェアが少なくなった熱転写プリンタですがレジや写真用プリンタとして、
現在も販売されています。

キャノン コンパクトフォトプリンタ SELPHY
http://cweb.canon.jp/cpp/index.html

タグ:熱転写

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